2026 広島県公立入試結果総評

高校入試情報 / 広島県の公立高校

2026 広島県公立入試結果総評

2026-07-18更新

2026年度入試 結果総評

広島県の公立高校入試は令和5年度から選抜方法が大きく変わりました。これまでは、推薦入試にあたる選抜Iが2月上旬に、一般入試であった選抜IIが3月上旬に実施されていました。令和5年度からは2回の入試が一本化されて、2月末に2日間(学校によっては3日間)の日程で一次選抜(一般入試)が実施されています。

令和8年度の一次選抜の最終志願者数は全日制で13,737名。全日制の定員の合計は14,673名で、志願倍率は0.94倍でした。最終的な受検者数が13,588名だったため、受検倍率は0.93倍でした。昨年(令和7年度)は志願倍率が0.98倍、最終的な受検倍率0.97倍で、全日制全体の倍率は減少傾向が続いています。広島県の公立高校入試は2006年度からすべての県立高校の学区が廃止され、通学区域が全県一円となっているため市内の人気校の倍率が高くなる傾向にあります。全体志願倍率は0.97倍ですが、トップ校である基町高校(普通)は受検倍率が1.35倍。2番手校の舟入高校(普通)は1.15倍。国泰寺高校(普通)1.57倍、皆実高校(普通)1.47倍など、市内の人気校は倍率が高くなっています。

主要校の令和8年度の定員と受検倍率
学校名 学科(コース) 入学定員 受検者数 受検倍率
広島市立基町 普通 320 433 1.35
広島市立舟入 普通 280 322 1.15
広島国泰寺 普通 240 376 1.57
広島皆実 普通 240 353 1.47
広島井口 普通 320 436 1.36
広島観音 総合学科 280 357 1.28
安古市 普通 320 387 1.21
祇園北 普通 280 323 1.15
海田 普通 200 281 1.41
五日市 普通 240 250 1.04

令和5年度入試と令和6年度入試は近年の中でも高い平均点となりましたが、令和7年度入試は一転して5教科平均が22.6点と、前年度より3.5点下がりました。令和8年度入試も、5教科平均はほぼ昨年通りの22.9点となりました。国語の26.0点が最も高く、英語の20.2点が最も低くなっています。広島県の公立入試は、他都道府県と比較しても平均点が低い結果となっていますが、いわゆる「難問」という類の出題が多いわけではありません。科目によらず長文の問題が多いために設問の意図の理解や条件の整理が難しかったり、記述問題の割合が高いために解答のまとめ方が難しかったりすることなどが理由として考えられます。問題文を丹念に読み解く力や、条件を整理する力、そして自分の解答をまとめる力をしっかりと身につける必要があります。

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広島県公立高校入試選抜Ⅱ・一次選抜の平均点推移(各50点、250点満点)
教科 H28 H29 H30 H31 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8
国語 25.6 23.9 23.5 23.6 26.5 21.5 24.6 26.2 29.5 21.4 26.0
社会 21.2 19.3 18.0 21.6 22.0 26.5 23.3 25.8 26.9 24.4 21.8
数学 24.8 23.0 22.4 21.0 28.2 21.1 20.2 22.6 23.7 19.6 20.7
理科 19.7 17.1 19.1 23.3 28.6 24.4 18.8 25.3 26.1 26.2 25.8
英語 23.7 15.9 24.4 21.3 23.9 21.1 20.4 24.0 24.1 21.4 20.2
5教科平均 23.0 19.8 21.5 22.2 25.8 22.9 21.5 24.8 26.1 22.6 22.9